お父さんの電子工作

ソフトウェアエンジニアの父が電子工作にチャレンジ

よく使う電子部品を揃えておく

抵抗

最初は抵抗を1本ずつ買ってましたが、100本買っても100円なのでまとめ買いした方がお得です。
またLEDを点灯させるぐらいであれば、多少数値が違っていても大丈夫ということも分かってきたので、あらかじめ少し揃えておこうと思いました。

抵抗には10Ω,100Ω,1kΩ,10kΩ,100kΩ,1MΩのようにきりのいい数字のものもありますが、470Ωのように中途半端なやつもあります。
どれを揃えるのがいいのかよく分からなかったのですが、いくつかルールがあるようです。

http://sim.okawa-denshi.jp/keiretu.htm

上のサイトによると、E3系列では1.0、2.2、4.7となっています。

つまり10Ω,22Ω,47Ω,100Ω,220Ω・・・という風に増えていく系列です。
中途半端な気がしますが、10→22、22→47、47→100とそれぞれ2倍ちょっとの増え方になっていて、これはこれで便利なのかもしれません。

という訳で、最小限の抵抗を揃えるのであれば、10,100,1k,10k,100k,1Mの6種類。
もう少し増やしていいのであれば、22と47を入れて、10, 22, 47, 100, 220, 470, 1k, 2.2k, 4.7k, 10k, 22K, 47k, 100k, 220k, 470k, 1M, 2.2M, 4.7Mの18種類です。
もっとも100Ω未満や1M以上の抵抗はそんなに出番がないので、必要になったときに購入すればいいかもしれません。

73種類5,700円という商品もありますが、そんなに多くの種類はいらないんじゃ・・・という気もします。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-02836

最近、30種類ぐらいのセットが売られているようです。20本だとすぐなくなりそうですが、まずはこれぐらいあれば十分かと。

コンデンサ

コンデンサは買いためるほど使う機会がありませんが、マルチバイブレータの実験をするときにはいろんな容量のコンデンサがあると楽しいです。
最低限揃えるのであれば、以下のようなセットが便利だと思います。


また、容量が比較的小さいセラミックコンデンサは、ノイズ除去のためによく使います。0.1μFを使うことが多いので、これはたくさんあっていいかも。

トランジスタ

定番は、2SC1815と2SA1085の2種類だそうです。なんか実験したい人はこの2セットを購入しておくべし。

ロジックIC

ANDとかORとかNOTとかのIC回路です。
NANDがあれば、NOT回路はすぐできるので、これがよく使われています。
ただのANDやORは回路を工夫すればなんとかなるような気もするので、NOTとNANDの2種類のICがあればいいような気がします。
型番でいうと、74HC04(NOT×8回路)と74HC00(NAND×4回路)です。

ICソケット

ハンダ付けするようになったら、ICソケットが必要なんですが、ブレッドボードを使っている分には抜き差しできるのでなくてもなんとかなります。
むしろ、ICソケット抜きがあった方がいいかも。抜くときに足が曲がってしまうことがよくあるので。

LED

LEDは点滅させて遊ぶだけでなく、電気が流れているか調べるのにとても便利です。
LEDは原則、抵抗をつないで使うのですが、抵抗が入ったLEDが売っているので、これがお勧めです。
5V用と12V用がありますが、12V用は中に入っている抵抗が大きいだけなので、5Vを買っておけば1.5~6Vぐらいまでの電圧で使えます。


3端子レギュレーター

一定の電圧に下げてくれるパーツです。
名前の通り足が3本あります。
5Vの電源があるけど、ICは3.3Vとかいうときに使います。
また、電池が消耗して電圧が変わっていくとセンサーの調整が大変になるで、センサーに流す電圧を一定にしたいときにも便利です。

入力電圧は出力電圧の何Vか高くないといけませんので、ぎりぎりの電圧(4.5Vを3.3Vにしたい)だと使えないことがあります。
ただ、9Vを3Vに下げるような使い方をするとき、下がった6V分はこのパーツで熱として消費されています。
放熱のことを考えるか、大きな電圧差にならない方がいいかもしれません。


ダイオード

ダイオードは、電流を片方にだけ流すものです。あと、電圧を1Vぐらい下げるのにも使えます。

電池と電池ボックス

アルカリ電池が安くていいのですが、私はよく電源を切り忘れていつの間にか使い切ってることが多いので、充電用電池を使っています。
アルカリ電池は1.5Vですが、充電用の電池は1.2Vしかありません。なので、アルカリ電池3本(4.5V)=充電用電池4本(4.8V)ぐらいの感じで回路を作っています。

電池ボックスはスイッチ付きがお勧めです。